
暑い日でもお出汁はからだにすうーーっとしみわたる。
ごはんは酢飯でさっぱり、きゅうりは塩でもんで。
メインはカツオ。庭でとれた大葉をたっぷりのせて。
箸休めに小松菜としらすの和え物。
育たなかったトマトが残してくれた1粒を半分こ。
薬膳ごはんは簡単でおいしい
おいしくておいしくて、毎日青山有紀さんの『薬膳でたのしむ毒出しごはん』という本からアイデアをいただく日々。
からだの調子はというと特に変わりはないのだけど、こんなに暑くても毎日お弁当をつくって会社に行き、外食もせずに1周間を終えることができたのだから、いい調子。
さてさて、今日は「鶏肉といろいろ野菜のスープ」
スープというよりは「おつゆ」と表現したほうがしっくりくるかな。

かつおと昆布で出汁をとり、鶏肉、舞茸、なす、ごぼう、人参、長葱を入れてふつふつ。
レシピの材料はしめじ、れんこん、ブロッコリーが入っていたけど、れんこんは旬じゃないので、やめて、ブロッコリーは彩りがいいけど、色々気になることがあるのでやめることに。
代わりに舞茸となすを入れた。
我が家はいつもいりこと昆布で出汁をとっているので、久しぶりのかつおだしもおいしかった。

出汁をとり終えたかつおと昆布はふりかけにする予定。
季節と毒の話
夏は汗とともに「気」や「血」も外に出しているらしい。
なので、エネルギー不足に陥りがち。
昔ながらの生活だと、暑いからからだを冷やすために、冷やす性質をもつ食材を摂取することでバランスが保たれていた。
現代は、エアコンが効いた部屋で仕事をし、からだはすでに冷えた状態にある。
なので、冷たいものを摂り過ぎるのも現代の生活にとっては危険。
温める性質をもつ食材も上手に摂取して生活していきたいもの。
夏に旬を迎える野菜は水分補給もできるので、敬遠せずに食べましょう。
そして本日も薬膳ごはん

ここ北海道ではとうきびが旬を迎えているので、またまた薬膳ごはんの本に載っていたレシピを参考にすることに。
直売所に行くと、朝採りのとうきびがびっしり。
でもよくばらずに1本だけ買った。
ちょっと手間はかかるけど、これも簡単に出来上がる。
とうきびは芯から実をそぎ落とし、蒸しておく。
白米に酒、塩、昆布を入れてごはんを炊く。
炊くときのポイントはそぎおとしたとうきびの芯とひげも入れること!
(炊きあがったら取り除く)
ひげにはむくみを外に出す効果があり、実と芯の間うまみがあるので、それらのエキスをごはんにたっぷりすわせるのだ。
炊きあがったら蒸したとうきびを混ぜる。
簡単でしょう。
そして缶詰のコーンと違って、プチプチしていて、とびっきりあまい。
お庭で育てているコーンも実るといいなぁ。
でもまだまだ小さかったなぁ。
北海道の短い夏も本番。
窓を開けていても暑いのもあと半月くらい。
