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わたし(32♀) の起業に周囲が反対、説得のカギは月3万円ビジネス

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▲起業しようと焼き菓子販売準備中のtorimigi(とりみぎ)。

周囲からの心配の声とたたかう

起業しようとすると必ずやってくるのは周囲からの心配の声。

久しぶりに再会した、お店をオープンしようとしている友人も、「周囲からいろいろなことを言われる」、と言っていた。業界は違っても、起業するときには周囲からの「心配の声」はつきものなのだ。

「本当にやっていけるの?それで大丈夫なの?」という老婆心?優しさ?心配?からくるであろう声。起業しようと準備している側からいうと、不安に陥れなくてもいいでしょうと思う。普段優しい人は心配しているからこそ、その心配を親切心から伝えてくるのだ。

 

自分のビジョンを伝えきれないから心配される

わたしの場合、その心配の声に対してあからさまに不安な顔をして動揺したり、私自身の自信の無さをさらけ出してしまう。さらに、自分のビジョンを伝えきれないことも心配される原因になっている。

今日はそれをいい機会として、焼き菓子販売のtorimigiがどんなスモールビジネスを展開していくかを書いてみようと思う。

  

 

torimigiプラン1:なんのために「焼き菓子」を売るのか?

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目指せ「焼き菓子の職人」?

実は、わたしは焼き菓子だけで生計を立てられると思っていない。今の世の中、おいしいお菓子はコンビニでもネット販売でも店頭でも溢れていて、そこで一流の職人になるのは現実的ではないし、そこがゴールではないのだ。

では、なんのためにおかしを売るのか?

ずばり、「なかまをつくるため」。

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具体的に言うと、わたしがつくる「バターなどの乳製品を使用しない素朴なクッキー」を好む人だったら、同じような考え方を持ち、ライフスタイルで暮らしているはず。住む場所は近くでも離れていても、情報交換や小さな集いができる仲間をつくりたいと考えた。

その仲間づくりのツールとしてわたしが選んだのが「焼き菓子の販売」だった。それは自分が好きで、人にも喜んでもらえる(他の人より得意といえること)だった。 

 

 

 

「友だちの数で寿命はきまる」

▲なかまづくりの大切さが書いてある本。なかまをつくると楽しい!し、健康にもなれるなんて!

 

torimigiプラン2:お金のはなし

とは言っても、「なかまづくり」だけができればいいわけではない。自分の好きなことで生計の一部を立てたい気持ちは強くある。

わたしが自分でできる範囲で始めようと思ったのが、スモールビジネスだった。

 

やりたいことを諦めないために「タクシージョブ」を活用する、複職のススメ

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<アメリカでは、生計を立てるためにやむなくやる仕事のことをタクシージョブと呼ぶそうだ>

 

やりたくない仕事をしてそこそこ食べていくか、やりたい仕事をして貧乏になるか

仕事はひとつだけ、という考え方が世の中には浸透しているし、 好きなことを仕事にすることは一筋縄ではいかないとわたしも思っていた。

今の仕事を辞めて、ゼロから始めると収入も当然ゼロになるからだ。これが周囲の人が心配する最大の原因でもある。

 

やりたくない仕事をしてそこそこ食べていくか、やりたい仕事をして貧乏になるか」のどちらか1つしか道がないと考えていた。

 

理想論と思われがちな「やりたい仕事をして、かつ、ちゃんと食べていく」という「第3の道」があることを「本当の仕事 自分に嘘をつかない生き方・働き方」という本で知った。

▼『本当の仕事』からの引用

生計を立てるための仕事をすることで時間の制約はでてきてしまうけれど、最初から食べれる保証がないからという理由だけで諦めてしまうのはもったいない。何もやらないよりずっとましです。

 

 

 

好きなことをして生計を立てることを「現実的に」目指す、第3の道を追求していくための方法が「複職」という考え方。やりたい仕事と生計を立てるための仕事を分けて考えるて活動するのだ。

やりたいことをやると魂が潤ってきて、タクシージョブ(生計を立てるための仕事)にもいい影響がでるそうだ。

 

torimigiプラン3:好きなことをして生計を立てるまでの道のり

第3の道「好きなことをして生計を立てる」ために、まず目指すのは月3万円ビジネス 

 起業してゼロから一つの仕事だけで生計を立てるのは時間もかかる。これだと周囲の理解も得られない。

そこでわたしが目をつけたのは「月3万円ビジネス」という本で紹介されている方法。

簡単にいうと、月3万円しか稼げない、競争から外れたビジネスのこと。

 

 

「月3万円ビジネス」とは

なにしろ月に3万円しか稼げないので、脂ぎったおじさんは見向きもしません。 (本からの引用)

おじさんが見向きもしないということは競争が生まれないから、起業経験がなくても、勝算がありそう

 

この本には「一つの仕事で稼ぐのは3万円を超えない」などのルールが書かれているが、「しごとをいくつも持つ」という部分をわたしは大事にしている。

 

とは言っても、3万円の仕事を10個もかけもちするのが難しい。

実際、今のわたしは会社員としての仕事が収入のすべてを占めている。

会社員をしながら、焼き菓子の販売で「3万円稼ぐこと」が目標であれば周囲からの理解も得られるはず。

 

 好きなことで得られる収入の割合を上げるために

今後は、焼き菓子の販売を中心に、

・食に関するドキュメンタリー映画の自主上映会を開いたり(食に関心のある人にわたしのつくるお菓子を食べてもらいたい)

・食に関するワークショップ(手作りみそに共感できるなかまと集いたい)

楽しいことをやりながら、収入の割合を「会社員としての給料」<「好きなこと」になるように移行していきたい。  

 

まとめ「起業を周囲に反対された時に説得するポイント」

「起業する」というと「がんばって!」という応援の反応だけでなく、「大丈夫なの」という心配の声もかけられるようになってきた。

いろいろと説得するための方法を書いてきたけれど、一番大事なのは自分のビジョンをしっかり伝えることだということがわかった。

わたしの場合、

✕「菓子職人になる」わけではなく、○「なかまづくりのツールとしての焼き菓子販売がメイン」だということを伝える。

どのように生計を立てていくかを伝える

会社員(主な収入源)を続けながら、自分の好きなことで生計を立てる割合を増やしていくことを伝える。

 

自分の考えをまとめながら、記事を書いたことで(5時間かかった…)、自分が大事にしていること、やりたいことがさらにはっきりした

今後は周囲の心配や反対の声に対して、torimigi(なかまづくりのツールとしての焼き菓子販売)を進めていく方法を、不安な顔や動揺せずに話せそう

そうすれば反対するどころか、応援する人に変わってくれる予感がする。

 

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ミニマリスト。 暮らしを良くする愛用品について書いていきます。 無印良品、お掃除、乳製品使わない焼き菓子、インナーチャイルドケア、フリーランスの生き方(お金)のことも。

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